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アニメも漫画も大ヒット中の『葬送のフリーレン』。 本作の大きな魅力の一つと言えば、勇者ヒンメルからエルフの魔法使いフリーレンに向けられた「言葉にしない深い愛情」ではないでしょうか。
エルフであるフリーレンと人間であるヒンメルでは、生きる時間の長さが全く異なります。ヒンメルはその残酷な事実を理解した上で、彼女の未来を思いやり、そっと愛を注ぎ続けました。
今回は、そんなヒンメルがフリーレンを深く愛していたことが分かる、エピソードを5つ厳選してご紹介します!※個人的な厳選エピソードです。
目次
エピソード1:花言葉は「久遠の愛情」!ひざまずいて贈った鏡蓮華の指輪
ヒンメルの愛を語る上で絶対に外せないのが、「鏡蓮華(かがみれんげ)の指輪」のエピソードです。
討伐の旅の途中、ヒンメルはフリーレンに「好きなものを選んでいい」とアクセサリーをプレゼントします。フリーレンが何気なく選んだ指輪の意匠は「鏡蓮華」。そして、鏡蓮華の花言葉は「久遠の愛情」でした。
エルフのフリーレンは花言葉を知らずに選びましたが、人間のヒンメルは当然その意味を知っていたはずです。指輪をはめる際、ヒンメルはわざわざフリーレンの前にひざまずき、まるでプロポーズをするかのように左手を取って指輪をはめました。彼の真剣で優しい表情は、まさに愛する人へ永遠の愛を誓う姿そのものでした。
もう、涙が止まりません。
エピソード2:世界中に自分の「銅像」を残した本当の理由
旅の道中、ヒンメルは行く先々の村や町で職人に依頼し、自分たちの銅像をたくさん残しました。
一見すると「後世に自分のカッコいい姿を残したい」というナルシストな行動に見えますよね。フリーレンも呆れていましたが、のちにヒンメルは本当の理由をこう語っています。
「一番の理由は、君が未来で一人ぼっちにならないようにするためかな」
自分たちが死んだ後、悠久の時を生きるフリーレンが孤独にならないように。いつか彼女が一人で旅をするときに、寂しくないように。銅像を残すというコミカルな行動の裏には、フリーレンの途方もない未来を案じる、深すぎる愛情が隠されていました。
「自分が死んだ後」まで考えた、長い長い、そして深い愛情が泣けてきます。
エピソード3:故郷の美しい景色「蒼月草」を君に見せたい
ヒンメルは生前、フリーレンに「僕の故郷に咲く蒼月草(そうげつそう)を見せてあげたい」と語っていました。
好きな人に自分の育った大切な場所の景色を見せたい、美しいものを共有したいという想いは、まさに愛情の表れです。ヒンメルが亡くなった後、フリーレンはこの「蒼月草」を探すために半年もの時間を費やします。
結果的にヒンメルと一緒に見ることは叶いませんでしたが、かつて彼が残した「見せてあげたい」という願いは、フリーレンが彼を知ろうとする旅の大きな第一歩となりました。
もう少し、深堀してヒンメルの心の奥底にある思いとして「見せてあげたい」は、「自分の故郷に来て欲しい」という想い、来て欲しいというのは、自分と一緒になって欲しいといった願いがあったのではないでしょうか。
エピソード4:ヒンメルが見た「一番幸せな夢」はフリーレンとの結婚式(※漫画のネタバレ注意!)
※こちらは「女神の石碑編」のネタバレを含みます!
魔族・奇跡のグラオザームの幻術によって、ヒンメルたちは「その人にとって一番幸せな夢(幻影)」を見せられてしまいます。
その際、ヒンメルの幻影として現れたのは、なんと「フリーレンとの結婚式」でした。ウェディングドレス姿のフリーレンと、愛おしそうに微笑むヒンメル。
ヒンメルの心の奥底にあった「一番の幸せ」は、魔王を倒すことでも名声を得ることでもなく、フリーレンと結ばれることだったのです。彼の隠しきれない本心が明らかになった、作中屈指の尊いシーンです。
エピソード5:生涯独身を貫き、50年後の「半世紀流星」を待ち続けた
魔王討伐後、ヒンメルは王都で暮らし、天寿を全うするまで生涯独身を貫きました。
「勇者」という立場であれば、結婚相手には困らなかったはずです。それでも彼が誰とも結婚しなかったのは、心の中にずっとフリーレンがいたからに他なりません。
そして、別れ際に交わした「50年後に半世紀流星を一緒に見る」という約束。ヒンメルはすっかりお爺さんになってしまいましたが、50年後にフリーレンが戻ってくることを信じ、楽しみに待ち続けていました。再会したときのヒンメルの嬉しそうな顔を見ると、彼がどれだけこの日を待ちわびていたかが伝わってきて胸が締め付けられます。
まとめ:ヒンメルの愛は「見返りを求めない無償の愛」
ヒンメルはフリーレンを深く愛していましたが、彼女の寿命の長さや恋愛感情への鈍感さを理解していたため、自分の想いを押し付けることは決してありませんでした。
ただひたすらに彼女の未来を思いやり、静かに愛し続けた勇者ヒンメル。彼が残した愛の軌跡があるからこそ、『葬送のフリーレン』はここまで私たちの心を打つのかもしれませんね。
あなたはヒンメルのどのエピソードが一番好きですか?
